高野真流泰山華道とは
日本は自然に恵まれ四季折々の草花にあふれ、心の安らぎをもたらしてくれます。わたくしたちは昔から美しい草花を神仏に捧げ、草花と語らい自然の景色を切りとった天・地・人の三才の美しさに感動し芸術としての生花が生まれました。
高野真流泰山華道は、『花もあなたが好き』をテーマに創流されたもので生花、盛花、瓶花、荘厳華からポピュラーなアレンジメントまで幅広くご教授しています。高野真流泰山華道は、五味酔峯著「高野真流華道教本」(高野真流華道本庁出版)において明記されている、わたくしたちの五感と心の目,耳、鼻、舌,身意の六根を使い色声香味触法の六境を感じて草花を解ろうとするものです。云うならば、一見や偏見、邪見や管見などに捉われず花を観るという真言宗の教えを生かし眼を養う華道なのです。
高野真流泰山華道 師範教授 覺正宗豊斎
※いけばな流派大集合のHPに家元と記載されていますが、本部教場師範教授覺正宗豊斎に誤記訂正ください。宗家は村田泰山です。